2021年8月23日月曜日

18日目(8月23日)

 5時半起床

今日も天気は曇り。雨の心配は今のところない。宿の朝食を頼んでいるのでそれを食べてから出発。豪華朝食だった。この値段でこの施設とこの料理は非常に値打ちがある。泊まって正解だった。


745分出発

田んぼの中を迷いながら走る。さすが香川だ。ため池が多い。


815分 67番札所大興寺到着

ここは田んぼの真ん中にある。霊場感がプンプンしている寺である。地元の人が参拝に来ている。参拝を終えて休憩していると、年配の人が話しかけてくれた。私の格好を見て自転車と分かったようで「若いなぁ、元気やなぁ」と言われた。「もう60ですよ」と言うと、「自転車でお四国ができるのは元気な証拠や」と笑っていた。他愛のない会話だが元気をもらえた。


10時 道の駅豊浜到着

四国一周スタンプをゲットしようと思ったら休みだった。15キロ戻ったのにショック。ここは年中無休となっていたのにやられた。ネット情報はあてにならない。


トイレ休憩して68番札所へ向かう。この程度の事など昨日に比べれば天国である。今回の悟りはなんだろうと昨日考えていたが、もしかすると許容範囲が大きくなったことが大きな悟りかもしれない。少々のことでは何とも思わなくなった。全てを受け入れる姿勢ができてきたのかもしれない。

国道11号をひたすら東に向かう。途中に元総理大臣・大平正芳の銅像や記念館があった。総理大臣をしていたのは私が小学生か中学生位だったはずだ。いまだに記念館があるという事は地元に多大な貢献をしたのかもしれない。


1050分 68番札所神恵院・69番札所観音寺到着

ここは1つの敷地内に2つの札所がある。境内はゆったりとしており風格がある。暑いはずだが不思議と暑さは感じられない。不思議なものである。神恵院の本堂が鉄筋コンクリートになってるのにはちょっとびっくりした。カフェまであるが今日は残念ながらやっていなかった。納経所に若いカップルが入ってきて、女性の方が私に歩き遍路について聞いてきた。この時期は少ないが毎日何人かには会っていることを伝えた。男性の方がお遍路をするためにお遍路グッズを買いに来たらしい。「たくさんの気づきを得られます。絶対プラスになります。」と言うと、男性の目の色が変わった。やる気にますます火がついたかもしれない。ぜひ実践してほしいと思った。

この寺は気持ちが良いので、しばらくのんびりして出発した。


1220分 道の駅ことひき到着

四国一周スタンプゲット

香川県の一発目

ここにも大平正芳の会館がある。総理大臣パワーは凄い。

すぐ横に手打ちうどんの店を見つけたのでぶっかけうどんの大を注文。さすが本場、ボリュームがすごい。大阪では大を頼んでも、こんな量は絶対出ない。


1315分 70番札所本山寺到着

田んぼと家があるど真ん中に建立されている非常に大きなお寺である。境内には五重塔がある。これはすばらしい。参拝者は静かに参拝しているのに大声で話しながら歩いて行く迷惑な遍路もいたのが残念。ついに夏が晴れ間が戻ってきた。暑くなってきたが雨降りよりは断然このほうがいい。


1445分 道の駅ふれあいパークみの到着

最後にゲキサカが待っていた。着いた途端にたまらず一気に3本も飲んでしまった。夏の暑さが戻ってきた。

そして、四国一周スタンプゲット。

しばらく休憩して次の札所に進むことにする。その間にソフトクリームに目が行き思わず買ってしまった。まだまだ煩悩の塊だ。涅槃の道場でどこまで鍛えられるのか?


1515分 71番札所弥谷寺到着

ゲキサカがお待ちしており、またまた歩き遍路が復活した。やっとのことで到着すると今度は果てしない階段が待っていた。まずは煩悩を消すために108段の階段がある。しかし、それだけで終わりではなく延々と階段が続く。500段ほど上ったところに本堂があった。ここは岩肌にへばりつくように建立されている。岩屋寺を彷仏とさせる。霊場感がプンプンしている。本堂から下を見たら絶景だった。太子堂は外からのお参りではなく靴を脱いで中に入ってのお参りだった。


できればもう一つお参りしたいので慌てて移動する。距離は近いが平地かどうかが問題だ。しかし、下った後はまだ上りだった。


16時半 72番札所曼荼羅寺到着

ギリギリ間に合った。

田んぼのど真ん中にある小さな寺。地元のお寺と言う感じの私好みの寺である。

お参りをすまして納経完了。

もっとゆっくりしたかったが時間も時間なので退散した。ここはゆっくりできそうな感じだったので残念である。

今日のお参りはこれで終了。


本日の宿がある善通寺に向かい、田んぼの中をのんびり走る。


1745分 宿に到着

近所の居酒屋のビール券をもらったので、そこに行ったが正解だった。料理が非常にうまい、そして量が多い。居酒屋と言うより料理屋と言った方が良いレベルで、大当たりだった。締めに頼んだお茶漬けの出汁はほんとにうまかった。


今日の走行距離は76キロ


今日の写真


今日は、ほとんど平地だった。一部ゲキサカがあったが、先日に比べたらおまけみたいなものである。前輪からも泡が出ているところが見つかった。ついに前輪もパンクだが、何とかなるだろうと思っている。ずぶとくなってきたかもしれない。明日もこの近辺を走ることになる。お大師様の出身地なのでゆっくり堪能してみたい。

2021年8月22日日曜日

17日目(8月22日)

 5時30分起床

天気予報をチェックし今日も終日曇りであることを確認。うっすらと日差しも出ている。

タイヤの空気圧を確認したが後輪はかなり減っている。昨日店長に言われた空気圧に戻すと泡が出る。しばらくはこれと付き合いながら行くしかない。

宿の朝食を軽く食べて出発


715分 宿を出発


国道11号をひたすら東に進む。ついに日差しが出てきた。この暑さを感じるのは久しぶりである。ゆったりとした上り坂が結構きついがピークを過ぎると下り坂。ほぼほぼ想定した時間通り走れている。


845  伊予三島駅周辺でコンビニを見つけて休憩。エネルギーを補給し出発する。


延々と上り坂が続く。残り3キロ地点でたまらず水を浴びて休憩。またまた歩き遍路が復活した。乗って歩いての繰り返しが始まる。視界が開けたところでまた水浴び休憩。


1020分 65番札所三角寺到着

いきなりの90段の石段を登り山門へ。中は広々としており非常に風格を感じる寺だ。気にいった。時間が許す限りゆっくりしたいと思った。しかし今日も虻の攻撃を受けた。昨日から虻に気に入られているみたいで、足を相当刺されて腫れている。もうこれは辛いので早々に退散することにした。日陰の風は天国なので非常に残念だ。


愛媛県の寺はこれで全てお参りが完了した。菩提の道場が完了したことになる。私はどんな悟りを得たのだろうか?

人のありがたみを感じたことが非常に大きいが、強いて言えば「実践こそが人の心を動かす。」と感じたことだろうか。安全なところにいて能書きばかりを言っていても人の心は動かない。自らが動いて何かをすることに価値がある。親・親戚・友人・知人、そして、私にお接待をしてくれた通りすがりの人たち。皆さんに共通しているのは、私の姿を見て何かしたいと思ってくれたことである。今日はこれしか思いつかない。もう少し考えよう。

次は涅槃の道場に突入する。私は煩悩が消え去った人間になれるだろうか?

まずは、いきなり八十八ケ所の最高峰66番札所が待っている。


山を降りてで四国中央市で国道192 に合流。ここから緩やかな上り坂が延々と続く。これがきつい。時間はかかるが進まない。ドリンク補充したいが店がことごとく閉まっており、自動販売機も使えない。境目峠を越えるとやっと下りになった。涅槃の道場は香川県なのであるが、66番札所はなぜか徳島県である。廃藩置県の弊害かもしれない。途中やっと見つけた自販機でドリンク補給。国道268を見つけて登りに入る。あと11キロの予定。しかしついに残り7キロの時点で歩き遍路が復活した。またかと言う感じ。乗ったり降りたりを繰り返しながらひたすら登る。歩きながら思ったのは、「スピードが遅くても前を向いていけば必ず到達する。」という事である。当たり前と言えば当たり前だが、人生は前を向いて進まないといけないと言うことだ。過去を振り返ることは大事であるが、済んだことばかりを考えても仕方がないのだ。前職時代に、過去ばかりを見て前を見てない人が多数いたなぁ。そんなことを考えながらひたすら前だけを見て進んだ。ゆっくり休憩をとりたいが、ここも虻攻撃がひどく、ゆっくり座っていられない。ドリンク補給が終わったら刺される前にすぐ動かなければならない。昨日も刺されたところが痒くて夜中に目が覚めた。今日も同じことなのか。あと2キロの看板が見えたので安心したが、これが甘かった。なかなかたどりつかない。


1535分 66番札所雲辺寺到着

山の上にあるのに立派なお寺である。

本日は日曜のため参拝者が少々いるが、それほど多くはない。お参りが終わった後激しい雨が降ってきた。せっかく苦労して登ってきたので、ゆっくりしたかったが諦めて移動することに。

寺の人に、次の札所に行くための道の状況を聞くと、危険なのでやめた方が良いとの事だった。自転車遍路した人のブログを読んだが、その時も同じ状況だった。しかし、その人が遍路をしたのは今から8年前のことだったので、改善されていると思っていた。残念ながら状況は変わってないみたいだ。いまだに、その道は地元の人も走ってないらしい。地図まで見せられ絶対無理と言われた。見事に✖️マークが付いている。今回は自転車での移動を諦め、素直にアドバイスに従ってロープウェーを使って降りることにした。この時間から40〜50キロかけて迂回するのは現実的ではない。上りは自力で登ったので、下りはよしとしよう。

ロープウェー乗り場から下を見たら絶景である。天気が良ければもっときれいなはずなんだが残念。苦労して登った寺だがロープウェーだったら7分で着いた。


雨は当分やみそうもないのでこのまま本日の宿がある観音寺市へ向かう。


1745分 本日の宿に到着

今日はかんぽの宿が取れた。なんといっても温泉付き。しかも部屋は二間あり非常に広い。早速入ったが極楽だ! 寝る前にもう一回入ろうと思う。



今日の走行距離は84キロ。走った距離以上に疲れた。


今日の写真


今日は最大の難関を超えた。残りの山岳コースは88番のみである。ひとまず安心している。4分の3が終わったことになるが、少しずつ振り返っていきたいと思っている。私が見たいと思っていたものが本当に見えているのか。それがわかれば夜もすっきり寝られそうである。

明日からは近い距離にたくさんのお寺が集中している。天気が良いことを期待したい。

2021年8月21日土曜日

16日目(8月21日)

 6時起床

天気予報をチェックし、本日は終日曇りであることを確認。外を見たが道は乾いている。ひどい雨の場合、今日は自転車は諦めなければならないと思っていたが、いけそうである。お大師様が雨をあげてくれたのか?


735分出発

土曜なので思ったより車が少ないのが助かった。そうでなくてもこの国道は交通量が多い。


8時 登山道入り口に到着

早速緩やかな上り坂がついてくる。猿が数匹道を横切ったので写真を撮ろうとしたが私の気配に気づいて逃げられた。


830分 バス乗り場到着

これから本格的なきつい坂が始まる。いったん小休止して周りの景色を堪能。黒瀬湖を見下ろすところで非常に景色が良い。


1台がやっと通れる位の狭い登り道。途中から下りになった。ということは帰りは登らないといけない。料金所を超えると噂通りのゲキサカが待っていた。しばらく頑張ったが、たまらず歩き遍路復活。虻が足にまとわりついてチクチクして痛い。現在地を確かめようとしたが携帯は圏外だった。晴れていれば良い景色かもしれないが霧が出て何も見えない。乗ったり降りたりを繰り返しながらひたすら登る。湿度は高いが涼しいことと、12番札所の洗礼を受けているので、それほどきついとは思わない。またかと言う感じである。慣れてしまったのかもしれない。慣れる事は大事だ。きつい思いを繰り返していると少々のことでは何とも思わなくなるのだ。前職時代、少々のことでくじける人が多かった。我々の時代で言うと根性がないと言うことになる。根性論など時代遅れかもしれないが、やっぱり根性は大事だ。体も心も負荷をかけた分だけ強くなることを痛感した。


1025分横峰寺駐車場に到着。

車は1台もなく売店は開いてない。ここに自転車を置いて徒歩になる。

霧が一段と濃くなってきた。幻想的な風景と言う感じである。


1050分 60番札所横峰寺到着

岩肌にへばりつくように建立されている。こじんまりした寺である。霧が出ているので霊場の感じが一段と強い。The霊場である。参拝者は私以外に中年の夫婦のみである。静かだ。いつまでも居ていたい気がする。

駐車場に戻ると霧が晴れた。下を見ると雲海が見える。絶景だ。これはすばらしい。


路面が濡れているのでスリップを気にしながらひたすら降りていく。ブレーキを握りっぱなしで握力がなくなりそうである。

山を下りきったときに師範からメッセージが届き、横峰寺が完了したことを報告。


1320分 61番札所香園寺到着

大きなお寺である。しかも本堂は鉄骨で一見木造風だがビルである。大師堂がないので聞いてみたら本堂と一緒に祀られているとの事。住職に60番札所のことを聞かれた。自転車でどこまで行ったのか気になったようである。途中から歩いたことを言うと、よっぽどのアスリートでない限りはきついでしょうと言われた。しかも荷物があったら絶対無理とのこと。あの坂では確かにそうである。


1410分 62番札所宝寿寺到着

3分で着いた。近い。

私の好きな小さな光である。すぐ横に国道が通っており車の音がうるさくなければ最高なのだが。

お参りを終えた後、タイヤから小さな泡が出ているのを発見。これは間違いなくパンクである。私は四国一周に出る前に、タイヤをチューブレスレディーと言うタイプに替えた。パンクしても自動的にシーラントと言う液体がパンクを防ぐはずなんだが。これはやばいかもしれない。まずは今日のお参りを終わらせて、今後どうするかを考えよう。


1445分 63番札所吉祥寺到着

ここも3分で着いた。ありがたいことに山門横に自転車スタンドがある。

先程の寺と同じようにこじんまりした小さなお寺である。道のすぐ脇にあるので車の音が結構うるさいが、蝉の音も結構響いている。


1525分 64番札所前神寺到着

ここは大きなお寺である。駐車場もめちゃくちゃ広い。晴れてきて暑くなってきた。

しかし、広いだけのお寺かと思ったら山際に建立されており霊場感がプンプンしている。気にいってしまった。本堂も大師堂も葵の紋が入っている。徳川家ゆかりのところなのか?


自転車店を検索していたら良いところを見つけた。この先の通り道でロードバイクの専門店である。しかし、出発する直前に降ってきた。夕立である。雨は気にせず西条の自転車屋に向かう。雨の中を走るのが当たり前になってきた。


1630分 自転車ショップ WINDS BIKESに到着

事情を話すとすぐに見てくれた。店長はベテランで、この人に任せれば大丈夫と一目でわかった。待っている間、店のお姉ちゃんが四国一周ジャージに気がついたようで色々と聞かれた。お遍路と四国一周を一緒にやっていることに驚いたみたいだった。店長の見立てでは、この程度の穴であれば空気圧を下げればシーラントが機能し穴が塞がるはずとの事だった。シーラントが効かなかった原因は、私が設定している空気圧が高すぎる事である。このタイプの自転車で高速走行を頻繁にしないのであれば、もっと低い空気圧で良く、そのほうが走行がスムーズになるはずとのこと。今回は、ほとんどが舗装路を走ることになるので空気圧を高めにしていたのがまずかった。また1つ勉強になった。お礼を言って代金を払おうとするといらないと言う。申し訳ないので払わしてほしいと言ったら「お接待ですよ」と言われたので、ありがたく受けることにした。店の人にお礼を言って本日の宿がある新居浜へ向けて出発。

夕立も上がって空も青空が見えた。ここ数日は晴れても一瞬の青空だったが。これは本当の青空である。

空気圧はだいぶ低くなっているが、走行はスムーズな気がする。初心者の私にとって自転車は未知なる部分が多い。


18時 新居浜の宿に到着

ここは出張中によく利用していたビジネスホテルチェーンである。部屋がどのようなのかわかっており大浴場も付いている。しかも安い。今日は3000円台で泊まれた。自転車は地下の倉庫に預かってくれるとの事。至れり尽くせりである。車がかなりの台数止まっており、このホテルチェーンは相変わらず出張者で潤っているみたいだ。


本日の走行距離は40キロ

距離は少ないが疲れた。登り道はこたえる。


今日の写真



大きな山場の一つである横峰寺を何とかクリアできた。これが一番最初の遍路転がしだったら多分駄目だっただろう。徳島の遍路転がしを経験したのが効いている。やっぱり常日頃から負荷をかけて慣れておくことが大事であると改めて思った。

今日は自転車屋の人にも助けられた。いろんな人に助けられてこの遍路旅が成立していることを改めて痛感した。

明日も遍路転がし札所の65番・66番が待っている。

2021年8月20日金曜日

15日目(8月20日)

 7時起床

天気予報をチェックし終日雨じゃないことを確認して出ることにした。今日は近場のお寺ばかりなのでゆっくりである。


825分出発

今のところ雨は降っていない。


830分 55番札所南光坊到着

宿から5分で着いた。

大きなお寺である。私以外参拝者は誰もいない。

ゆっくりと参拝し納経が終わった後いきなり激しく降ってきた。今日も雨とお付き合いする1日である。山門の軒下を借りて雨宿りしていると晴れてきた。これだけ道が濡れたらレインウエアは必須だ。


945分 56番札所泰山寺到着


田んぼと住宅の真ん中にあるお寺である。こじんまりしていて静かなお寺である。

納経が終わったら晴れ間が出てきた。晴れると暑い。ゆっくり休憩して出発。今日は今治市内の寺ばかりなので急ぐ必要はなく、のんびりしている。


1050分  57番札所栄福寺に到着

なんと宿坊はビルになっている。直前がゲキサカだったが何のためらいもなく押して歩いた。

田んぼのど真ん中にある小さな寺。私の好きな部類である。

ここは伊藤淳史の主演で映画の舞台になった寺である。映画のシーンの記憶がおぼろげでよく覚えてないが。モデルとなった住職に会えるかなと思ったが、納経の対応をしてくれたのは別の人だった。

納経中に雨が激しくなってきたのでしばらく雨宿りさせてもらった。


次の仙遊寺は、高いところにあり延々3キロ上りが続く。途中お遍路さんの休憩所があった。野宿する人はここで寝ているんだろう。雨露をしのぐだけのところである。

残り500メートルの地点でついに歩き遍路が復活した。


12時 58番札所仙遊寺到着

と思ったら山門だった。寺に行くにはかなりの急勾配を上がらないといけない。手すりがなければけが人続出となりそうな急階段である。


1220分 やっと仙遊寺に到着

今治市内だから全部楽勝と思っていたがまいった。

ゆったりしている寺である。高台にあるのでここからの見晴らしが素晴らしい。天気が良ければゆっくりしたいのだが、雨が振り続いており雨を避けて座るとこもない。

若い住職が、雨が降り続いていることを気にして優しく話しかけてくれた。


1345分  59番札所国分寺到着

ここも田んぼの中にある寺である。先程と違って平地にあるのがありがたい。お参りが終わったらまた激しく降ってきた。しばらく軒先を借りて雨宿り。雨足が弱まりそうもないので思い切って出発することにした。


今日のお参りはこれで完了。明日の山岳コースのために西条まで移動する。


15時 道の駅 今治湯ノ浦温泉到着

なんとここには温泉スタンドがあった。

四国一周スタンプゲット

愛媛県のスタンプはこれが最後になる。


1545分 本日の宿に到着

濡れたものを必死で乾かさないといけない。

しかし、今日の宿は当たりだった。大浴場付き。これが一番うれしい。早速冷えた体を温めに行ったら誰もおらず貸し切り状態だった。


本日の走行距離は40キロ


今日の写真


今治市内にある寺を巡ったので距離はそれほど走っていない。ボーナスステージと言われるエリアである。しかし、いくら近距離であっても、やっぱり雨の中を走るのは疲れる。天候には文句言えないから仕方ないが。


明日は愛媛県最強の遍路転がし礼所、横峰寺が待っている。ほとんど登山に近い標高。多分途中から歩き遍路することになるだろう。そこまで行き着けるかどうかは、天気次第である。雨が降らないことを期待したい。

2021年8月19日木曜日

14日目(8月19日)

 6時起床

まずは天気予報チェック。長雨のピークが過ぎ去ったことを確認し荷造りに入る。

荷造りしていると、お金はあるのかと聞いてくる。大丈夫と答えた。いくつになっても子供は子供なのである。親とはありがたいもんだなぁとつくづく思った。


7時半 実家を出発

やっと出発できる嬉しさと、雨中走行の不安が入り混じる不思議な感覚である。これからは雨と付き合いながら走る日が続くのだ。

母に礼を言って出発。

予定より3日遅れの出発となったがまぁよしとしよう。

若干遠回りになるが海沿いを廻って国道に出ることにした。港の近辺から廻って行くルートである。懐かしい。さすがに知り合いには会わなかった。

それにしても湿度が半端ではない。気温が低いのは助かるが、これはこれでまた辛そうである。ドリンク消費が進みそうな気がする。

前半は酷暑の中を走ってドリンクボトルは1時間もするとホットドリンクに変わっていた。今回は、これに懲りて中断期間中に保冷機能のあるボトルを購入して持ってきた。以前のものより金額は倍以上するが、つまらないところをケチるのはやめだ。


何枚か写真を撮りながら海側を進む。本来なら絶景なのだがこの天気では致し方ない。

国道196と合流して車に注意しながら海側を進む。花へんろの石碑の前で写真を撮ったら、ついに降ってきた。今回初めてレインウエアの登場。


9時 道の駅 風早の郷 風和里に到着

ここは帰省の時に必ず寄る道の駅で、前にある浜を散歩する。うちの犬が、いつも喜んで走り回るところである。

スタンプゲットしようと思ったが今日は定休日だった。トイレ休憩のみしてそのまま今治に進む。雨が止んできたので、レインウエアを脱ぐことにした。今日は来たり脱いだりの繰り返しかもしれない。


国道196にはブルーラインがひかれているが、1キロごとに表示がある。高知県は5キロごとだった。しまなみ海道から松山に抜けるルートなので利用者が多いのを意識しているのかもしれない。


1020分  54番札所延命寺到着

こじんまりとしたお寺だ。私はこういうところが好きである。お参りをして駐車場に行くと私より年配の夫婦が来た。香川から来たそうであるが関東弁である。一度お遍路して四国が気にいってしまい香川に引っ越したそうだ。四国は、そういう人が結構多い。

天気が大丈夫そうなので、お参りは終わりにしてしまなみ海道に向かう。出発が3日遅れたので寄り道時間が少なくなってしまったが、ここだけは走ってみたかった。


国道に出てしまなみ海道を目指していると原チャリのおばちゃんに突然止められた。故障でもしたのかと思ったら、私にお接待するためだった。お礼を言って、ありがたくいただいた。納め札を出そうとしたが「気をつけてね」と走り去ってしまった。ありがたいことだ。人の親切が身に染みる。

今治市内は、しまなみ海道の入り口まで、すべてブルーラインが引かれている。さすがは玄関口である。この通り行けば絶対に迷わない。


1155分 サンライズ糸山到着

ここはサイクリストのターミナルとなっている道の駅である。

ここからの来島海峡大橋を初めて見た。絶景である。


12時 しまなみ海道突入

曇っているがやっぱり絶景だ。走っていたら亡くなったSのことを思い出して涙が出てきた。一緒に走りたかった。

ここは、車で走るときには橋の上で停車などできないが、自転車なので好きなだけ止めて写真を撮れる。


1240分 大島にある道の駅いきいき館に到着

鯛の丼を注文。美味い。

ここでアクシデント発生。先日からフロントギアの変速が調子悪かったが、ついにギアチェンジができなくなった。フロントギアはインナーに入ったままである。坂道ならこれで良いのだが平地はこれではちょっと辛い。大三島まで行くのを諦めて伯方島あたりでUターンして早めに今治に戻ることにした。


1430分 伯方島の道の駅 S•Cパーク伯方到着

今日は水をかぶる事はないと思ったがやっぱりかぶってしまった。蒸し暑くて気持ち悪い汗がべとつくのである。

伯方の塩ソフトが売っていたので思わず買ってしまった。これはいける。ほんのり塩味が効いててうまい。


途中にわか雨に降られたが、ゆっくりと島を散策しながら戻った。


1625分 サンライズ糸山到着

小休止して今治駅前の自転車ショップに向かう。


17時 GIANT今治店に到着

私の自転車は他メーカーなのだが、事情を話すとすぐに見てくれた。ありがたい。部品交換を覚悟していたが調整で何とかなった。店の人は、ギア以外にもチェーンやブレーキなど、いろいろなところを見てくれた。スプロケットとチェーンは相当摩耗しているとの事だった。タイヤ、チェーン、ギアのワイヤーは四国一周の前に替えてきたことを伝えたら、走行距離と荷物の重さが効いているのではと言われた。「多分帰るまでは持つでしょう」と言う言葉を信じて明日からも頑張ろう。

GIANTは、接客がしっかりしている。さすがだ。


今日の走行距離:112km


今日の写真



結構走っていた。平地ばかりだったので再開初日には良いかもしれない。今日は曇り空なので、日焼け防止のアームガードとレッグガードなしで走ったが、結構日焼けしているのでびっくり。

結局、しまなみ海道は3分の1程度走った。やっぱり半日では厳しい。これは、近いうちに弾丸ツアーをしろと言うお大師様のメッセージかもしれない。今回利用できなかったオレンジフェリーを使って、船中2泊、宿1泊でリベンジを誓った。


雨で出発は遅れたが、久しぶりに実家でのんびりと過ごした。これも親が元気で居てくれるからだ。食事の用意をして、風呂も用意してくれる。ありがたいことだ。私は雑用や買い物しかしていない。これからは、もっと頻繁に実家に帰って親孝行しなければ。

2021年8月17日火曜日

ビワイチを終えて

 3日間の走行距離は385km。予想以上に走ったが、疲れなはなかった。ほとんど平地だったためか?


 今回は、開始早々アクシデントがあったが、やり遂げた。これは、自分を褒めてあげたい。やる前は不安があったが、ダメなら途中リタイアを覚悟して始めた。この姿勢は間違ってなかったと思う。今後も、この姿勢は貫いて行きたい。やらずに後悔することは、人生の無駄遣いだ。


 後日、琵琶湖一周認定証が届いた。これを見て、改めてやり切ったことを感じて嬉しくなった。ただの自己満足であるが、これが一番大事だと思う。自分を評価するのは自分自身であり他人ではないからだ。


琵琶湖一周認定証



 ビワイチ コースは、東側は走りやすかったが、西側の近江舞子より南は交通量が多くて整備が進んでいない。走るなら湖東、湖北が良いと思う。今度は一周ではなく、湖北コースを中心に走ってみたい。奥琵琶湖界隈が一番好きであり、琵琶湖らしさがあるコースだからだ。

とにかく、楽しかった。

また、行きたい!

ビワイチ3日目(4月8日)

6時半起床 

膝の痛みは昨日よりはマシになっている。

ホテルの豪華朝食を堪能した。

極楽だ!


845 ホテルの人にお礼を言って出発

 

国道沿いは、交通量が多いので脇道を通って和邇浜へ。


930 和邇浜到着

少し休憩して裏道を走るが、いけないことがわかったので大通りに戻る。

大津中心部に近づくにつれて交通量が多くなってきた。


1030 浜大津口着

チェックポイントの回答をメモ。

ついに大津まで戻ってきた。ビワイチ完了はあと少し。

ゆっくりと瀬田の唐橋を目指す。


1110 瀬田の唐橋到着

琵琶湖1周完了。

やり切った感が湧いてきた。正直嬉しい!

記念写真を撮り、自宅に向かって移動。


先日の宇治川沿いの喫茶店に寄ろうと思ったが、休みだった。店の人にビワイチ完了を報告しようと思ったのに残念。

 

宇治川を先日とは逆に走り、宇治橋を目指す。

  

1250 宇治でランチ 

高そうな店に入ってしまったが、ビワイチ完了のお祝いだ。

鯖を頼んだが、まるごと一本あった。非常にうまかった。

大満足!


1330 宇治出発 

宇治川沿いは強風で進まない。最後にこれは辛い


1430 八幡さくら出会館到着

しばしの休憩でアイスクリームを食べる。これががうまい。


淀川沿いを南下するが、とにかく逆風が辛い。全然進まない。


1630 豊里大橋着

苦しい逆風走行だった。いつもの倍かかった。


1745 帰宅


本日の走行距離:116km



4月8日の写真



やり切った。満足感でいっぱいである。

今晩はゆっくり休んで、明日振り返ってみたい。